買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

損切りと軌道イメージ、そして変動感覚

損切りができるという背景には必ず、値動きの軌道がイメージできなければならないと思えてきた。具体的にいうと、値動きをみて、そろそろか?と思った時には必ずその値動きのイメージができているということ。そしてその軌道通りであれば、本玉にうつり、その軌道でなければ損切りをする。これが損切りができるということではないか。これは、経験と慣れという相対的な比較練習を続けなければ絶対的(絶対といっていいものかわからないが)にできないことであり、逆にいうと経験と慣れがあればそのうちにできる様になるのではないか?つまり、反復と差異ではないか?
だから、そのイメージが無い中で、試しを建ててもきっと盲目打ちになるのだと経験から思う様になってきた。本来、値動きの軌道がイメージできないということは、「どうなるかわからない」ということで、本来は試しすら建てるべきではないのだろう。(イメージができない段階の練習であれば、建てざるを得ないので盲目打ちも仕方がないと思うが。)
また、もう一つ「損切りができる」ということに必要なのが「やばっ」と思うか、思わないかの変動感覚があるのだと思う。
あぁ、そういうことかと4年経ってふつふつと湧いてでてくる。これが基礎練習の効果というもの。