買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

手を合わせる

内田さんの「子供は判ってくれない」を読んでいて、あぁ何か紐が解けたと思えたことがあった。
本の内容には全面的に同意ができるものではないが、とても興味深い。
その1つに「才能」についてだ。自分が何かの才能があるとは思った事は無いが、「環境適用能力」というもについては、他の人より抜群に場に溶け込める自信がある。「才能」というのは「アウトプットではない」と何となく考えていて、努力を含んだ何かであるというイメージはあったが、じゃあ結局なんなの?ってことはピンとこなかった。それが、そういうことかもしれないと身体が楽になる感覚になったのだ。内田さんの本はこういう感覚にさせてくれるから、次もまた読んでしまう。

その他にも「高度情報社会」について「情報」と「権力」と「お金」の関係についても同じ感覚があったし、「訓練を受けるということ」も同じ感覚があった。今回は図書館で借りたが、たぶん自分で買うと思う。

折れ線の新値本数、日柄から、イメージを建てる。酒田場帖から仕掛けて試しに手を合わせてみる。反対玉も建て切りを行う。手が合うなら、イメージ通りの展開であり、手が合わないなら、曲がっている。だから、操作の連続が続く。慣れれば、細かくやる必要は無い。ただ、この繰り返しで良い。
このやり方だと、予想はしなくてすむ。
イメージと値動きに自分を合わせる。合わせた感じが心地良いならそれに乗って行く。
そして、利入れについて、利を取るときと、損を出すというときの違いが自分の中でハッキリしてきた。

今日の上げは決定的だと思う。先はどうなるかはわからないのはいつものこと。何とか投げずに維持ができた。ホント一歩一歩やっていかなくては

今週は、明治海運宇部興産を書いた。明治海運は私には無理だと書きながら思った。