買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

損切りの意味がわからない方

2018年8月頃からに9101で買いの練習をしていた際、9月からの暴落で底抜け。10単位で溜めを作っていたので、空かさず売りを入れたが、頭から底の最終局面という固定観念から下げについていけず。30万近くの勉強料を支払ったことがあります。

その後、12月に損切を入れた値まで戻り、「損切したけど、結局戻ったね」の様なコメントをいただいたことがあり、その直後ではありませんが、その数か月後に私は「もう放っておいてください」と返したことがあります。多分、そのコメントを見た方は戻った事に「損切自体が無駄になった」ことを悔しがっているように思えたんだと思いますが、それは違います。

確かに、損切した後に株価は戻り、損切自体が無駄に終わった結果となりましたが、損切した私には明確に違う理由で悔しさがありました。そしてコメントをいただいた方には申し訳ありませんが、私は明確に見切りをつける理由がありました。

それは、その方は多分損切りの意味が分かっていない方だと感じたからです。

私の違う理由とは「本玉を建てるのが早かったこと」と「早かったと思ったのに、すぐに切れなかったこと」です。そして、それができなかったために結局「転換まで、玉操作でついていけなかったこと」に気づいたのです。

また、もし損切の意味が分かっているのであれば「結局戻ったね」などのコメントはせず、猫さんの様に「馬鹿野郎、テメー家族がいるんだろ(⇒早く切らねーからついていけず損で終わるんだよ!気を抜くんじゃねーよアホンダラアの意)」というのだと思います。

結局、その時の損は、その後の4004の暴落である程度カバーでき、また、12月の9110の空売りで若干のプラスまでもっていくことができました。

今なぜ、このタイミングでこんなことを書くのかというのも、意味があります。

私も未だ未熟もので、すべてに対して損切がスムーズにできるレベルではないですが、損切ができるというのは、損を縮小できるだけでなく、利を増やすために本当にとても重要なことです。

試し玉でも、本玉でも建てた時に、何をしたいのかの明確な目的がある筈です。その目的を為す玉で亡くなったなら、すぐに切って次に備えるのが、玉操作の基本なんだと今は思います。