買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

折れ線新値と酒田罫線法の関係

猫さんおとといの記事で折れ線ベースでの新値本数について書かれている。
酒田場帖をやっている人にしかわからないことだが、折れ線新根と酒田順行新値の関係について誤解している人がたくさん居ると思うし、私も前まで誤解していたところがある。
林さんの酒田罫線法には、酒田の順行新値は13本が目安とされていて、それ以上数えるなとある。酒田場帖で順行新値を数えている人は多いと思うけど、その新値って当てになるのかどうかが気になる所。
また折れ線を50本以上かいて、色んな銘柄を折れ線で数えると3~6ヶ月の日柄で10~30とか平気でばらつく。
この2つの事実関係を比較する上で、酒田の順行新値と折れ線の新値の本数の関係があることはやればわかるんだけど、最初書いて行き着く所は「13本なんて全然当てにならねーし、どうしていいのかわからん」だと思う。
コレは最初の壁であって、ここで止めてしまう人が大半な気がするし、私も2年ぐらいここで悩んだと記憶に思う。だけど、ここで止めるのは自分の理解というより実践が足りないということだろうと今は思う。
それは勝手に13本で終わるなんて解釈をしているからであり、また林さんのいう酒田罫線法は建玉法であることに関係する。
どこで止まるかなんて、予測でしかないから当然判る筈がないのだ。判るなら、みんな儲けている。解らないから変動感覚、試し玉、分割、資金管理すべてのトータルの技法が必要なわけで、それは「しかたねーな―」とかいう「諦め」というものであるのだと思う。
だから、きっと統計だけをとったとしても、「こんなもんか?」となるだけで目安という理解にはなるのだろうけど、それは13本であるという理解だけと同じで、勝つための要諦にはならない様な気かする。
折れ線は終値であり、現実の価格に一番近く、値動きのスピードそのモノとみると酒田の順行新値は早い。酒田に比べれば折れ線は遅れる。ってことはやっていればわかるので、場帖と折れ線のズレを感じながらと反転まで維持する。だから「大きく負けないためには、「小さくやる、失敗は早く切る、休みをとる、道具を揃える」。だから基礎練習が必要なわけで「-1,-1」である。
そして、その実践があった後の13本ってとても意味があって、自分の中でマーカーとなる。それが、場帖と折れ線を続けて描くということで、そのトータルが13本以上は数えるな。ということではないかと。なんとも言葉足らずな・・・と今は思う。
猫さんの指導に折れ線の新値を数えろとあるが、数え続けた先にある今の自分はこんなところ。

ここまで書いて、読み返すととっても意味不明な気がする(笑)
それが良いのか誤っているのか、それは将来の自分によって証明される。