買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

上田祇園祭

京都の祇園祭では無いが、上田祇園祭に毎年参加する。発祥は上田城築城のお祝いらしいが、どうだろうか。戦国時代といえば、城をイメージするが松本城や熊本城とか立派なお城になったのは、末期で殆ど戦いに使われた事例は少ない。上田城も実際には館と言うレベルな平屋だったという説が有力だ。それよりも、裏側は絶壁の崖上に聳える櫓が現存していて、その攻め難さを今でも垣間見れる。初めて訪れる人は大した城でないというが、当時の人工建築に比べ、自然要塞こそが最強な事は想像は容易いと私は思う。
戦国時代の前は守護大名が将軍によって配置され、その将軍の力が弱まると力をつけた大名が各自の大義を名目に戦い始めたとされている。私は信長の野望などの実名を使ったゲームなどでのイメージが強すぎて、本来の時代の流れもよくわからないまま勉強した。しかし、歴史にはその時代時代の生活があり、そうなるのには仕方のない理由があったと思う。そういうのを歴史の教師は研究し、資料から辻褄を合わせて教えるという方がその興味深さからのめり込む子供も出てくると思う。
高校1年の世界史の先生がそうだった。先生の教員室は歴史の資料が平積みにされ、机にも資料が散乱していた。
授業も登場する自分の特徴や趣味、容姿を話す。清書という時間があって、先生が話す言葉をノート2ページ分ほど書き写す。これはとても注意深く聞いていないと、途中で頓挫してしまう。誰も雑談や居眠りは認められず、皆が緊張して授業を聞いていた。でも、授業はとても楽しく、世界史が好きになった良い先生だった。

話が思いっきり逸れた(笑)

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伝統的な祭りは戦いに負けなかった土地や戦いが行われなかった町で盛大に成長し、引き継がれてきたと思う。そして城下町近辺地区の特権だったが、今や他の地区からの人材によってなんとか形成されている。
便利になり、土地がなくなり、仕事ありきの住まい等今後保つのはとても難しいのだろうと想像する。