買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

勉強ノート

私が万年筆を買おうと決めた時に、最初に購入を決めたお店はフルハルターだった。口コミを読んでホームページを見て決めた。しかし、口コミではEFは断られると書いてあったので、実際に電話して聞いてみた。店主の方には丁寧に答えていただいた。たしか、長年の仕事で手を壊してしまって、EFの細かい作業に自身が持てなくなったため、その仕事はしないと決めたとかそんな話だったと思う。
スーベレーン400はちょっと太めということもあって、どうしてもEFで書きたかくて神田の金ペン堂で買った。

物を見る目、人を見る目、社会を見る目これを養うには、自分が大人になる(成熟する)必要があると思う。大人になるって具体的にどんなことを言うのか?それは私には解らない(笑)それはまだ大人になれてないから。でも、大人になる段階を経ることを成長するというのなら、額縁がとっぱわれて世界が広がるってことだと思う。本を読むことは、自分の額縁外を知る1つの方法であると思う。だから本を読まなくても、いろんな人に会うでもよいし、習い事をするでも、スポーツをするでも良いと思う。

相場の基礎練習は、この額縁を壊わした動作をできるようになるようにする作業なのだと思う。私の場合でいえば額縁の外がチラチラと見えていたが、これを素直に受け入れられなかった。先ずは額縁を明確にして、額縁に倣ってやってみて、失敗して、額縁はいらないじゃんってなってから外にでる。それに3~4年程かかったんんじゃないかと思う。
額縁の外を見るためには、勉強ノートが必要だと思う。
学生の時に使っていたノートの使い方は大抵間違っている。教師が話したこと。教科書に載っていることを体系的にきれいに纏めて、覚える様な使い方は額縁を狭くする。でもテストってその狭い額縁の中での評価しかできない。
素直に感じたことを綴る。綴った事を発展させたり、検証したり、関連させたりする。そうすると自分の額縁が広がる。素直な感じを押し止めると額縁が小さいままとなる。だからノートは自由に綴れて、組替えられる形式がよい。ルーズリーフであって、今後はipadの存在がそれを加速する気がする。

メモはEvernoteに貼り付けるかテキストに綴る。こうすると、キーワードでメモを抽出して、読み返す事ができる。電車の中でも、仕事中でも。そして、スーベレーンでメモをルーズリーフに書き直す。思ったことも記す。
そうすると額縁が広がる感覚がある。
ルーズリーフはマルマンB5無地に、MOLESKINのプロフェッショナルノート書式のものをエクセルで作って印刷し、そこに書く。
MOLESKINの紙質が好きなんだけど、ルーズリーフの様に組替えができないのが欠点だと思う。もちろん、場帖と同じで片面しか使わない。

あぁ。もっと早くこういうやり方になっていればよかったと切に思う。

うちの子供には、ジャポニカやキャンパスノートを与える前にMOLESKINを与えて見ようと思う。