買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

自分でやって自分で上手くなる

将棋の大山康晴さんの本「勝負のこころ」という本がある。確か相場研さんの過去ログで誰かが進められてた本。とても良い本で、勝負師が自分でどうにかならない相手に戦うにあたっての、こころ構え、成長過程、生活等が書かれている。
勝負師と書いたが、将棋も相場も相手の出方が読めない(確定しない)ということでは、受け止めと対処という点で共通していると考えて購入した。
昔のプロ棋士内弟子をとって、一緒に生活をしていたようで、プロ棋士の生活とはどういうものか?を肌で弟子は感じ取っていた様。
今の時代だと、「一緒に住まなくても師に教えてもらえる」と考える方もいると思いますが、「師と弟子」という関係とはどういうことかっていうのを大山さんの視点で書かれていて、とても共感できます。
私は、職人見習いが住み込みで皿洗い、接客から修行するという方法の方が、将来成功する確率が高い様に思います。もちろん良い大将(師)の基でという条件がつきますが。
私は猫さんのうちに伺った時に、使っている道具やグラフを一緒にみて、どの様に接しているのか、どうやって道具を管理しているか。を一緒にやってみただけです。あーしろ、こーしろって言うのは一切なかった。7672の売りの操作を解説してもらいましたが、正直???でした(笑)
今思い出してもと「カッコイイなー」と思った印象しかありません。
メンターってそういうものと思います。
結局、自分でやって、自分で上手になるしか道は無いです。

相場は、昨日、今日辺りがターニングポイントと思ったんですが、戻りが思ったより弱い?でも下げているわけではないという印象です。9101は既にツナギを外してしまったのですが、来週の戻りを見て、もう一度ツナぐかどうかですね。