買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

サラリーマンの目くそ鼻くそ話

昨日の会社での出来事、上司とのちょっとした口論になった時に言われた一言。
「君はお金がそんなに大切なんだね」
子供ができてからというもの私が定時以上の仕事を拒否するので、私に不満があるようだ。私が共働きで子供の病気を理由に休むのも不満であるよう。自分は、子供一人で、奥さんはスーパーのパート。子供が病になっても絶対に休まないし、自分が風邪を引いて熱をだしても、ほとんど休まない。
不満の声を変え、共働きで稼ぐ私に「そんなにお金がほしいの?」と問うので、私も「お金は欲しいです。仕事はお金のためにやっているので」と悪びれなく返す。
私の上司は典型的なサラリーマンで、社長からやれと言われたことは休日返上で最優先で実行し、上に対しての不満はほとんど言わない。部長代理なのに、部長が常に不在で部長と同じ責任を与えられている。ただ、1年に1度ぐらい爆発して、常務に噛み付く時もある。流石に社長に噛み付いた事はないようだが、私から見ればストレスを常にためて不健康であるように思える。一人で処理できる仕事はとても早いが、2人以上の協力プレイは苦手で打ち合わせに入ってもほぼ意見は言わない。
私は、上司とは違うとは思っているが、上司は間違っているとは思っていない。そういう人もいるというだけで、考えかたの違いであると思う。むしろ、サラリーマンのモデル的考えで、経営者とっては私より全然評価が高いと思う。
なのに、部長に上がれないのは、ただ単に経営者の好みの問題である。君を部長にするのは気に食わないからまだしませんと公に言っていることと同等である。組織、組織と言っているクセにそういうとこは嫌に人間的。組織なら、重要ポストの欠落に危機感がないといけないと思う。こういう経営陣は、とてもクソだと思う。まるで金とポストにこだわるシャープの様。雇われ幹部はこうやって徐々に会社が腐敗していくし、創業世襲会社は代替わりで腐敗していく。
私も10年前は、経営者の志があったが、腐った会社を見て来て今はないわーとと今は思っている。しかし、結局のところ、そういう会社だから、案外楽に職につけているとも思う。なので、今の会社は悪くない。