買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

そっと置くように

ある方の記事のコメントにそっと置くようにやりなさいとあった。相場師列伝で、安さんが近い事を言っていたのが印象的で、頭によく残っている。
東洋ゴムで練習をしていた頃、空売りをやってみたがあまりよくわからなかった。
今はというと、ちょっとだけか判る気がしてきた。
先日のトナミでは、試し売りがアチチとなって直ぐに手を引っ込めたが、ソコがほぼ天井だった。
川崎汽船での最初の試しもアチチだったが、上げで取った資金が有ったので、担がれて入れ直したらソコが天井だった。
この他にも、帝人三井住友建設空売りしてみた。帝人は失敗したな。まだ、全然天井ではなかった。
わたし的に例えると、加熱したフライパンの温度を手で触って確認する時に似ているかな?じっくりと触れられる温度だとまだ試しが早い。アチチってなると天井ではないが、天井は近い。天井はこの日だとわからないので、試しから入って、分割で天井付近を掴む。チビッと担がれたり、新値が伸びなかったら天井だ。
もし天井でタイミングよく入ったとしても、猫さんみたいなクルクル日柄を稼がないと、ダブルトップや三尊になるので注意しないといけない。
全て、道具を揃えていると感じが何となくある気がする。
私は2枚までなので一枚目で天井になる付近を探ってます。探って、あ!と思ったら増しです。ダメならスッと手を引っ込める覚悟で。それこそ、フライパンを触るように恐る恐る覚悟を決めて。