買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

私の住んでいる場所は、車が無くても電車と自転車があれば十分生活できる。しかし、会社は数年前に新工場を建てるため湾岸の工業地帯から内陸の工場団地へ転移した。おかげで電車通勤のみでは厳しくなってしまった。それでも、電車通勤をするために、少ないバスに合わせて出勤をしている。
会社に通勤してくる皆のマイカーをザーッとみると、ほとんどが国産車。特に軽が多い。工場なのでパートさんが多いせいもあるが、社員も普通車から軽に乗り換える人は少なくない。また、役員も4人いるが、社長が日産。常務がトヨタ。部長がアウディとレクサスだ。常務は最近中古のプリウスに乗っているがこれは通勤乗り捨てだと思われ、自家用車は外車に乗っている筈。うちの社長は日産のティアナの一番グレードの低いのを最近購入している。社長はケチであることを常務はよく知っているので、社長より良い車は絶対に乗ってこない。仕事は、人を見て仕事をするタイプ。
さて、社長だがケチすぎて話にならない。もともと、卸業界から来た人なのでメーカーの機械の買い方も知らない模様。着任してはや3年だが、買った機械は回収リスクを軽減するものだけ。生産性を上げるものは一切購入していない。生産部長によると稟議までは上がる様だが、もっとまけなければ買わないと機械メーカーをタタクらしい。おかげで、昔からの付き合いのあった製造機械卸1社は内からの電話を取らなくなったという。
私の主観だが、普段ケチくさいことは言ってもいいが、買うときには大きな買い物をしてほしい。男の価値はお金の使い方だと認識している。
社長だからといって必ず高級車に乗れとは言わないが、もう少しいい車を買ってほしいと願う。