買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

変動感覚(板垣さん)

昨日の続き。
板垣さんの本。
P47「値動きデータ」のところ
では、何をみているのか。それは、銘柄の「波動」を見ているのである。
上場全銘柄のうち安値より10%以下にいる銘柄をピックアップする、というのも、別の言い方をすれば、やはり「波動」をみていることになるのである。
とある。これはもちろんグラフのことであろうか。グラフからは波動を見る。底練りの波動。新高値の波動。中段保ち合いの波動。のことか。

つづいてP56のところ
こういうこと(グラフをひまさえあれば見る)をしていると、株価の動きがわかってくるのである。いわゆる、うねり、姿、顔、形、型等、いろいろいわれているところの動きや集合形が類型として「見えてくる」のである。また、ほんとうのことをいえば、自分でグラフを引いてみるのがよい。このグラフを引いてみることは場帖をつけてゆくのと同じなのだが、できるだけ集中的にやることをすすめる。
とある。この後は、やはり繰り返し集中的にやることがよいと書かれている。こうすることで、波動が見えてくるという。

つまりは、グラフを自分で描き、頻繁に見る。種類を多く見る。すると個別の波動が見えてくる。波動は、銘柄のリズム、癖である。

このあとP63で、「動きと売買」についてがふれられている。これはまた次にする。

今日は建玉の中でも9107と4022が大きい動きを見せたが、あまりパッとしない。まだ本格的な上げにはなりそうもないか・・・