買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

給料

会社から支払ってもらう給料に対する貰う側の考えは様々だ。ありがとございますと言ってもらう人、給料明細の中身も見ない人、毎月明細を確認して愕然とする人。
私は独身時代から給料とは、仕事に対する対価だと考えていた人間で、成果を出せば出すだけ貰えるものと考えてはいたが、どうやら違うらしいと気づいたのは30歳くらいになってからだ。一向にベースが殆ど増えないが、やらされる事は細かくなって、量が増えている。周りを見ると殆ど成果もあげていない人間が殆ど同じ分だけ貰っている。また、空いたポストには、適当な人が将棋倒しの様に入っていくだけである。果たして自分の番がくるのか?と順番待ちをしている気持ちさえ持ってしまう。
そう考えると、会社から貰うと給料は支払って貰っているという考えが適切なのかもしれないと思う。でもきっと、これにハマると、駅から遠いウチを買って、国産車に乗って、自由な時間は僅かで、子供の教育には限られた資金しか無くなる人生しか待っていないと考えてしまうなぁ。