買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

株式

会社で私が株をやっていることを知っている人は少なくない。私自体おしゃべりで誰にでも話しかける性格であるし、自虐ネタを十八番としているため、どうしても自分のことをしゃべってしまうからだ。
よく、株やって儲かる?とか将来破産しないようにね?とかいいね遊ぶ金あってとか言われる。馬鹿にすると思う。言うようにやっている自分は常にハラハラしている。投資しているお金は遊ぶ金ではないのだ。損切をするときは腸煮えくりかえるとは言わないが、自分のふがいなさに腹が立つぐらいなのだ。
ここ最近、お昼の時間に、NHKのニュースで日経平均が何年かぶりの高値を更新しましたと報道されているのが続いているので、少し株をやったことある人は興味がでてきているようだ。でも、まだ「ふーん」くらいで、建てるまではいかないみたい。そういう人とテーブルが一緒になると、「どう?」って言われるが、「今年はあんま儲からないっす」と有耶無耶に返す。
よく株の本で、陽線3本を投資家の性格で表すくだりがあるが、うねり取りを知ってから、プロは陽線1本目で動くのではなく、すでに試しが入った状態であることを知った。そして、陽線3本をキッチリとって逃げる。その技術があるのだ。
私が、株に興味を持ち始めた時に最近の横ばいのチャートを見て、上がらないけどこのギザギザの動きをとれたらなー?って考えていたが、その方法があることを知ったのは、林さんの本を知ってからだ。ノコギリは、プロでもあまり無理してやらないと書いてあったが、いつか自分もそれができるようになりたいと思った。別にお金がほしいわけではないのだが、その波に乗れる感覚を味わいたいと考えている。