買いと売りと待ち

酒田罫線法による操作を練習しています。基礎に10年、道具は生涯。

一人PDCA

社畜として会社にいると、人のやっていることがよく見える。ただ自分のものさしではかった偏見が入っているので、あいつは仕事していないなどと思ってしまう。そして、自分より仕事をしているように感じるのならば、「お疲れ。そんなに働いても給料かわらないよ?」って結局は馬鹿にする。給湯室ではあいつは仕事できるとかできないとか、社長は何もわかっていないだとか愚痴をこぼしてお互いの傷を舐めあっている。きっと自分も意識せずにやっていることだろう。
そんな中で私が気にしていることが一つある。一人PDCAだ。自分のやっている仕事に対し、問題や障害、または改善の余地があるとPをたてる。ここでは自分独りよがりにならないように、いろんな人に相談する。人に「教えてくれ」というと悪い気はしない様で親身に教えてくれる。だがしかし、協力は絶対にしてくれない。まぁ、慣れたので期待はしないけど。頭のいいやつは、ちょっと距離を取った協力の仕方はするが、あくまでメインはあなただよ?っていう態度をとる(笑)
次にDで自分で実際に改善処理をやってみる。もちろん進まない時もあるし、すんなり進むときもある。そこで、進まないときは時間に猶予があれば寝かせることをするし、猶予がなければ、協力者を募って強引に進める。
Cは進んでも、進まなくても一歩立ち止まって、他の視点で自分のやったことを見るようにしている。例えば、人にチェックしてもらうのもよいし、資料や文献の洗い直しをするのもいい。私的にはグーグル先生に相談すること。息抜きにもなるし、さまざまな意見が得られるのでかなりいいチェックになると思う。ある単語の検索に画像検索をするもたまによい答えがみつかる。最後に、やってきたことに修正があれば修正して、なければそのまま進む。
何気にこれができていない人が多い。だから、ある仕事を何年も同じ方法で処理をしている。そこにある問題にも気づかず、同じ時間と同じ労力をかけている。そしてそれが仕事だと思っている。これを続けているとある日、人と差がついていることに気付く。そして、わからないことを相談されるようになる。