末っ子の保育園で餅つき大会だった。
パパの手伝いが足りないと聞いたので、軽く返事をして参加してみた。うちの爺ちゃんが生きている頃は、窯があって、蒸した餅米を杵と臼ついていたのをおもいだす。今回はイメージでは、5、6人でワイワイやるイメージ。
朝9時10分に着くとまだ他のパパは居ない。園庭の奥で薪を火を4箇所で焚べていた。
いやに本格的だなぁと感じつつこのときはこのあとの事を予想もして無かった。暫くすると3人増え。6人になり、10人になり、最終的に20人になった。皆体育会系のパパが多い?あれ?っと思ったら、集合となり理事長からの説明。
理事長が子供の頃の話、餅つきは日本の伝統文化という話、40年前に餅つきの臼と杵を集めた話、前日からの準備の流れ、窯と蒸篭のながれ、餅つきの流れとガチな話だった。
最初、経験者と初心者に分かれたら、経験者は3人、他はすべて初心者。経験者からの注意を聞いて
ここで、ハッキリと認識、これはガチな奴だと。
臼は3つで米が無くなるまでひたすらついた。7回は餅米が回ってきたと思う。手の握力が無くなり、皆疲れで無言になってくる。
怪我をしない様に、掛け声が大きくなる。
この時のパパ通しの一体感たら無かった。
2時間半休憩無しでつきまくった。
途中で子供達が来て体験をする。掛け声をかけてくれるとこちらも盛り上がる。
餅つきのコツは、最初のコネで如何に米をすり潰すかで出来上がりの餅の輝りが決まる。そうすると、打っている餅の弾力が出て来るのが分かる。理事長に何度も注意されながらやっと理解出来た。
突き終わった後、少しだけ餅を頂いき、おみあげの餅も貰って、解散。
このときはもう右手の握力は皆無。
終わってからの筋肉痛に苦しめられる日々。